明けまして、おめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、我が社では、お正月にはエントランスに門松と正月飾りをあしらっています。
5階ロビーには、関西ならでは、ひかげのかずらをあしらった掛蓬莱を飾っています。
この 掛蓬莱 は、関西地方を中心に飾られる正月飾りで、 ひかげのかずら をベースにしたお飾りです。
ひかげのかずら は古来より日本では神聖なものとされてきた植物で、シダの仲間です。緑が少なくなってきた雪の中で青々としている ひかげのかずら は、 掛蓬莱 のように、地域によってお正月の飾りとしても使われています。天岩戸伝説の中、アメノウズメがまとっていた裳は、この ひかげのかずら だったという説もあるようです。
掛蓬莱 は、長寿を祈願するものです。長寿を祈るため、 ひかげのかずら は長ければ長いほど上品だとされています。
当社では、今年も皆が無病息災、会社の長寿を願い、健やかな商売をしていければと願い、飾っております。