2月15日に京都経済センターで行われた「京友禅競技大会」の審査や投票に、弊社社員も携わらせていただきました。
今回は「私の好きなきもの賞」の投票に参加をした、振袖や訪問着を扱う和装8課のFさんが競技大会の感想を綴っております。
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『京友禅競技大会』とは…
京友禅の新作が出展される展示会。
京友禅の匠の技と意匠を現在に受け継ぎ、製作に従事している組合員の作品を広く紹介するため開催されています。きものに加え組合員事業所が制作する京友禅の小物を集めたコーナーもあります。
尚、こちらの競技大会の審査は関係者のみですが
2月16日~17日の二日間は一般公開されました。
今回掲載の写真は、一般公開時の展示風景を撮影しております。
※許可をいただき撮影をしております。本来は撮影禁止となります。
2月15日に『京友禅競技大会』の「私の好きなきもの賞」の審査に行って来ました。
「私の好きなきもの賞」は、京都織物卸商業組合に加盟する商社の女性社員、和装学院の学院生、京都みやこ女将の会の女性約40人の投票によって選ばれます。
技術的な視点より、「このきものが好き!」「このきものを着たい!」と感じた作品に投票します。
写真をクリックすると大きな画像でご覧になれます(※別ウィンドウが開きます)
私は何度かこの審査会に参加させていただいているのですが、年々インクジェットの技術が向上しているなぁと改めて感じています。
今回は特に、ゴッホの「ひまわり」やダ・ヴィンチの「モナリザ」を大胆に配したインクジェットの振袖も展示されていました。
個人的には古典柄が好きなので、
古典柄ではあるけれど、柄の配置が斬新なデザインや構図が面白いものを選びました。
女性ならではの感性で選ばれるこの賞は、女性が一番着てみたい着物だと思います。
私もよく着物を着るので、帯合わせや小物のコーディネートを考えながら審査するのが、とても楽しかったです。
次回参加する機会があれば、一般公開の日にも伺い、もっとゆっくり見て回りたいなと思っています。