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PCで打ち合わせ

スタッフブログ、始めます!

この度、商品部の女性スタッフを中心にブログを始めることにしました。
新商品の紹介や、既存商品のとっておきエピソード、メディア掲載の情報など、この場から発信いたします。

ネットで発信するのが初めてのスタッフばかりなので不安もありますが、若いスタッフが揃っていて、年配スタッフと共に元気よく、老若男女がはりきって仕事しているのが弊社の強み 。

それぞれの商品担当が、とっておきの情報を鮮度よくお知らせいたしますので、ぜひ、ご覧になってくださいね。

ちなみに冒頭に飾っている写真は、ネットで目立ちたくないという奥ゆかしい商品部スタッフのために、あつらえたものでございます。(^^;

真の素顔をご覧になりたい方はぜひ、毎月の催事にお越しくださいませ。

台東館での展示

【東京】大創業祭・来場のお礼

 先日、4月5日(月)~7日(水)、浅草・台東館にて、弊社・東京支店の催事「大創業祭」を実施いたしました。

台東館での展示2
台東館での展示2

 ご来場いただきましたお客様、誠にありがとうございました。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだコロナ渦が収まらぬ中、お忙しいところ貴重なお時間を割いていただき、お越しいただいたこと、スタッフ一人ひとりにもあたたかなお声がけをくださいましたこと、心よりうれしく感じております。

台東館にて
台東館にて

 残念ながらお越しになれなかったお客様にも、ご期待いただけるよう、今後、さらに工夫を凝らしてまいります。次回はぜひお越し下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。


そしある・きもの

そしある

「ボタンとチャックに飽きました」

今のライフスタイルの中にとけこむキモノ。

洋の中に入っても浮かないキモノ。

洋のファッションと仲良くするキモノ。

そんなキモノを作っています。

2021青もみじの会

満喫京都「青もみじの会」

五月の京都は春の桜や秋の紅葉にも負けず、新緑が美しく、とても爽やかな季節です。

青もみじも美しい京都で、五月の風に吹かれながら、一味違うおもてなしをお楽しみ頂けます。

日時:令和5年5月14日(金)~16日(日) AM10:00 ~ PM5:00

場所:外市株式会社 京都本社

2021青もみじの会
2021青もみじの会
※クリックスするとDM(PDF)をダウンロードできます。

※弊社の消費者催事は、弊社お得意先企業様のお客様(消費者様)向けの催事です。一般消費者様向けにご案内しているものではございません。ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。

北海道 - シマエナガ

札幌営業所の営業終了について

謹啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素よりひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございます。

この度、外市株式会社 札幌営業所は、諸般の事情により閉鎖することとなりました。営業終了日は令和3年3月31日(水)となります。
皆様におかれましては、長年にわたりご愛顧いただきましたこと、心から深く感謝申し上げます。

今後は、北海道方面のお客様につきましては、京都本社で対応させていただきますので、引き続きご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

謹白

関取の浴衣

有松絞りの歴史と技法

商品部女子がお届けするスタッフブログ、和装8課の中川さんから、有松絞りについて紹介していただきます。では、どうぞ。

 今回は、4月17日~19日に行われる「有松ツアー」に先駆けまして、有松絞りの歴史と技法について簡単にご紹介いたします。

 まず有松は、愛知県名古屋市緑区にあり、名古屋市の町並み保存指定第一号、また全国町並み保存連盟の発祥地であるように、昔の繁栄と日本建築の美しさを今に伝えるその町並みは、現在、貴重な文化財となっています。皆様をご案内する竹田邸も有形文化財であり、滅多に入ることができません。

竹田邸

 現在の有松地域は江戸時代初頭には、人家のない荒地であり、尾張藩は集落を作るために住民を募り、慶長13年(1608)東海道沿いに新しい集落として有松が開かれました。

 そこに移り住んでいた住人の一人である竹田庄九郎が、慶長15年(1610)名古屋城築城のために、九州から来ていた人々の着用していた絞り染めの衣装を見たことをきっかけに、当時生産が始められていた三河木綿に絞り染めを施した手ぬぐいを東海道を行き交う人々に、土産として売るようになりました。これが有松絞りの始まりです。

初代 竹田庄九郎武則

 旅人が絞りの手ぬぐいや浴衣などを競って買い求めたことで、それが街道一の名産品となり、葛飾北斎や歌川広重らの浮世絵にも描かれるまで繁栄しました。

東海道五十三次 鳴海有松絞り店  歌川広重画

 着物離れや後継者不足から生産量が減少し、現在ではかつて100種類を超えていた技法も大幅に減ってしまいました。それでも、世界中でみられる絞り染めの技術の中でも、日本のように精緻で、複雑な模様を作り出す例は、わずかしかみられません。総鹿の子絞りの振袖でも、絞りの粒の数が約20万粒もあり、それを一粒一粒手で括り上げる気の遠くなるような手間と根気が必要です。その中でも 「有松絞り」 は、開祖の竹田庄九郎り新しい技法を工夫、改良する精神を受け継ぎ、数多くの新技法を開発し続けています。

邸内風景
邸内風景

 続いて、主な絞りの技法についていくつかご紹介いたします。

鹿の子
鹿の子絞り

日本の絞りを代表する技法の一つです。鹿の子絞りとは、模様が鹿の背中の斑点に似ていることからついた名称で、鹿は「神様の遣いの動物」といわれ、その神聖な意味にあやかり、鹿の子絞りは厄除けに使われました。日本の絞りの中でも、最も高尚で繊細、豪華な、着物の美を語るにふさわしい絞りです。

手蜘蛛絞り

模様が蜘蛛の巣状になるところから名付けられました。下絵を描かずに、指先の勘だけで布幅いっぱいに均等に絞る技法で、この絞りを括ることができるのは、たった一人の伝統工芸士さんだけです。専用のくの字鉤針に生地を引っかけてヒダをとり、シワを寄せて根元から巻き上げて絞ります。

三浦絞り

有松・鳴海絞りを代表する技法で、三浦玄忠という医者の奥さんが、その技法を有松に伝えたことからその名称になりました。模様が鳥や貝のむき身のような形のため、ひよこ絞り、鳥の子絞り、むきみ絞りとも別称されます。

巻き上げ絞り

生地に描いた下絵通りに平縫いで運針して糸を引き締め、出た糸、または別の糸で、引き寄せられた生地を巻き上げて染める技法です。模様の角を綺麗に表現するための高度な技術が必要です。

手筋絞り(竜巻絞り)

生地を細かく畳んでヒダをとり、幾十本かの筋目を立て、絞り上げて柄を出します。この技法は、特に手先の勘に頼って作業を進めるので、熟練を要する難しいものの一つです。

嵐絞り

丸太に、螺旋状に巻き付けた布に糸をかけていき、糸をかけた部分を丸太に沿って押し縮め、丸太のまま細長い染槽に浸けて染めます。嵐絞りは、他の絞りのテクニックとは違い、大がかりな装置が必要で、この絞りを作ることができるのは、たった一人の職人さんだけです。

雪花(板締め)

雪花絞りは、板締め絞りの代表的な模様で、布を三角形や四角形に折り畳み、それぞれの辺を染料に浸すことで、独特の幾何学模様が染め出されます。折り畳み方、染める辺の場所、染料の浸透の度合いによって、雪の結晶と同じように、一つとして同じ模様は出来上がりません。

雪花絞り(縫い)

生地を縦に屏風畳みにし、下絵に沿って縫い付けます。生地全体を染料に浸しても、縫い付けられた部分は生地が密着しているため、染料が浸み込みにくく、縫い付けられていない部分との染め分けができる技法で、染め際のにじみが魅力です。

 ご紹介した8種類の技法は、数多くある技法の中のほんの一部ですが、中には一人の職人さんしか作ることができない大変貴重なものもあります。有松ツアーでは、そんな貴重な絞りがあしらわれた着物や小物などをたくさん見ることができます。中でも、絞りのネクタイは人気で、外市社員でも愛用者が数名おります。

訪問着
小紋
ネクタイ

 豪華で美しい絞り染めは、文章で書き記すだけでは分からない、職人さんの歴史ある素晴らしい技術によって成り立っています。有松ツアーは、その作業工程を実際に見て、職人さんのお話を聞き、絞りをより身近に感じていただけるような内容となっております。ぜひこの機会にご参加いただき、歴史ある有松絞りを体験してみてください。